少子高齢化、グローバリゼーションの進展、さらには新型コロナの蔓延等により日本の企業や従業員を取り巻く環境は厳しさを増しています。このような状況の中「職場組織とそこで働く従業員の課題解決」をサポートするEAP(Employee Assistance Program)サービスのニーズは従来にもまして益々重要になっています。
そして現在、またはこれからも続くであろうコロナ禍での大きな社会環境の変化やICTの活用が進展している社会の中では小資本でEAPビジネスを展開するにはまたとない機会が到来しているとも言えます。
例えば、ストレスチェックの実施やその後の相談業務(カウンセリング)、職場環境改善サポート、コンサルティング、研修など従来はリアルな現場での手続きや対面でのかかわりがほとんどでしたが、今後も続くと予想されるコロナ禍では、Webシステムによるストレスチェックの実施からZoomやTeamsなどリモートによる相談業務、コンサルティング、研修などが容易に行える環境ができつつあるといえます。また顧客企業のニーズもそのような方向に意識が大きく変化しています。このような状況に対して新しい手法による質の高いEAPサービスとは何かを検討していく必要があります。
本セミナーでは新たな環境下でのEAPサービスのニーズ、必要とされるスキルや仕組、サービス等について考えていきたいと思います。